うるおい洗濯せっけん・しっとり洗濯用粉せっけんは、業務用で培ったノウハウを活かした家庭用品です。ヱスケー石鹸の創業品目は粉せっけん。業務用品として多くのクリーニング店で100年を超え愛用されてきました。
一般的な洗濯用粉せっけんの多くは洗濯機やお湯であらかじめ溶かした後に使用されるため手間がかかります。一方、うるおい洗濯せっけん・しっとり洗濯用粉せっけんは、あらかじめ溶かす必要はなく、洗濯槽にパラパラと振り入れるだけなので、ストレスなく洗濯できます。
うるおい洗濯せっけんは、ウールやおしゃれ着に使える無香料の純石けんタイプ（※1）。しっとり洗濯用粉せっけんは、微香性で洗浄力を高めたアルカリ剤配合タイプです。生活スタイル、香りの有無、お悩みなどに合わせてお試しください。
※1　洗浄成分が純石けん分でアルカリ剤などの洗浄助剤（ビルダー）を配合しないせっけんのこと。

原料油脂のこだわり

せっけんの原料は油脂（脂肪酸）とアルカリ。原料の組み合わせで多種多彩なせっけんをつくり出すことができます。
一般的に洗濯用粉せっけんは冷水での溶解性を考え、低タイター(※2)の油脂でつくられます。しかし、あまりに低いタイターでつくると、せっけんが軟質化するため粉末化（固形化）が難しいとされていました。うるおい洗濯せっけん・しっとり洗濯用粉せっけんは、低タイターでありながらミニスティックや顆粒へと固形化。低水温であっても高い溶解性を実現しました（当社比）。
※2　せっけんを構成する油脂（脂肪酸）の凝固点のこと。タイターはせっけんの水溶性を判断する目安となります。
また、せっけん洗濯のお悩みとして、色の濃い衣料品への白いもの（※3）の付着があります。うるおい洗濯せっけん・しっとり洗濯用粉せっけんは、白いものが付着しにくくなるよう原料油脂（脂肪酸）を工夫しています（当社比）。
※3　水に含まれるカルシウム・マグネシウムとせっけんが結びついたもの（せっけんカス）。

形状のこだわり

うるおい洗濯せっけんは、工業用せっけん用に導入した独自の設備を用いて製造したミニスティック形状。使用時に粉飛びしません。溶解時にままこ(※4)になりにくく、水流の影響を受けやすいため、洗濯機で溶けやすいことも特徴です。
※4　ままこ：粉体が液体に溶解する際に形成される塊やダマのこと。溶け残りの原因になります。
しっとり洗濯用粉せっけんは、造粒設備を用いた顆粒状。湿潤剤により粉立ちを抑えているので、使用時に粉飛びしにくくなっています。粒子サイズを小さくしているため、洗濯機で溶けやすいことも特徴です。

無添加のこだわり

せっけんは洗顔や浴用にも使われている肌に負担をかけない洗浄剤。さらに、合成界面活性剤（※5）・蛍光増白剤・酸化防止剤・防腐剤を一切使用しない無添加。せっけん洗濯なら、柔軟剤使わなくてもふんわり。生成りや淡い色の衣料品でも自然な色合いを損なわず、自然な白さに仕上がります。“せっけん洗濯”は、洗濯用洗浄剤の衣料品への残留が原因で肌荒れがちな方に注目されています。
※5　LAS・高級アルコール系をはじめとする界面活性剤のこと。

環境のこだわり

せっけんの原料は天然油脂でサステナブル。せっけん自体も生分解しやすい洗浄剤です。液体品に比べるとプラスチック容器（ボトル）を使わず、輸送エネルギー削減にもつながります。環境にやさしいことも魅力です。

こんなあなたに

毎日のお洗濯にはもちろん、敏感肌の方、赤ちゃんの肌着などに、液体品の洗浄力に満足していない方にもお試しいただけます（※6）。
※6　固形品（ミニスティック・顆粒）は液体品より洗浄力に優れます（当社比）。
うるおい洗濯せっけんは、無香料の純石けんタイプ。アルカリ剤不使用なのでおしゃれ着やウールに使うことができます。無香料なので香害や化学物質過敏症に悩む方にもお試しいただけます。せっけん生活者（※7）なら、炭酸ソーダをはじめとするナチュラルクリーニングアイテムと組み合わせて使うこともできます。
※7　化学物質過敏症や敏感肌などに悩み、せっけんに辿り着き、毎日の生活で工夫して使いこなす人々のこと。
しっとり洗濯用粉せっけんは、微香性で洗浄力を高めたアルカリ剤配合タイプ。レモンライムの自然な香りです。

仕様

使い方

洗濯せっけんを使うコツを動画でご紹介します。

開発ストーリー

ヱスケー石鹸の創業品目は粉せっけん。大切な創業品目で“日本一のせっけんをつくろう！”をスローガンに、数年にわたり全社を挙げたプロジェクトを実施。うるおい洗濯せっけん・しっとり洗濯用粉せっけんが誕生しました。

WEB工場見学

埼玉県川口市にあるせっけん工場で製造しています。
製造工程を動画でご紹介します。